はじまり
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桃色の風が揺れた時間(とき) | それぞれの時間(とき) 繋ぐ道 何度二人で歩いただろう 毎日綴る日記には ひとつの名前ばかり 風に揺られた言葉たちは ふわふわ 心の部屋に積もっていった すぐそこに愛しい顔 綺麗な瞳は 真っ直ぐ見つめた どんな世界になっても 全てをおかえりって抱きしめよう だけど季節は行ってしまうんだ 私の知らない場所へ すぐに返事が来ますように 抱きしめてくれますように 小さな願いはいくつあっただろう でもこんな日が来るのなら 願いはひとつだけ ただずっと このまま隣に居られますように でこぼこの形(かげ) 並ぶ道 何度二人で歩いただろう この胸を押しつぶす悩みは いつも同じ事ばかり 桃色の風揺れる日々は ふわふわ 輝く夢を大きくさせた あの時の私には 道がどこまでも続くように見えた 例え嵐になっても 負けない大きな傘になろう だけど季節は行ってしまうんだ 私の知らない場所へ 月日は全てを どんどん遠くへ 押し流して行くだろう 昨日の涙を忘れて行くだろう 今は知らない誰かに 寄り添うのだろう だけどいつか 素直に微笑む日が来ますように |
distorted world | 目の前にある 守られる事の無いサイン その点滅の意味に 気付こうとはしない “規則なんて聞きたくもない 従う気なんてないわ そんなものは押し切って 強引に進めばいい” と こんな歪んだ世界の中で 何を見ていると言うのだろう 柔らかな風さえ吹かない森の中で 何を得ていると言うのだろう 嘘の標識ばかりの この街じゃ 歩くことさえ出来ない 目の前にある 握り潰された結晶 その砕け散った音は 貴方には聞こえない “その光が気に入らない 認める気なんてないわ そんなものは闇に隠して 主役のライトはここに” と こんな雑音の渦の中で 何が聞こえると言うのだろう 微かな声さえ出せない檻の中で 何を得ていると言うのだろう 全てが暗くて冷たい 罠ならば 触れることさえ出来ない 心を失ってまで 守っているものは何? その道の先に 貴方は生きてるの? その足で踏み締める 真実の容に 早く 気付いて |
青空のライン | 今 君の瞳に映っているもの 今 君が握り締めているもの それから 瞳を逸らさないで ひとつずつ 上って行く 先の見えない この階段を いつか 夢見ていた あの景色に 出逢える 明るい星を見ていた日 悔しさが零れ落ちた日 その瞳は ずっとずっと輝いてた 眩い世界に 君の大きな背中 今 君を支えているもの 今 君を見守っているもの その光で 生きていける 少しずつ 見えてくる 形のない 雲のかけら いつか 夢見ていた あの景色に 出逢える 互いに手を取り合った日 星のない空を見てた日 その夢は ずっとずっと近づいてた 眩い世界に 君の笑顔を見つけた 僕らをつなぐ 青空のライン 振り返れば そこに いつも 皆がいる 明るい星を見ていた日 悔しさが零れ落ちた日 その瞳は ずっとずっと輝いてた 眩い世界に 君の大きな背中 |